阪神大震災から20年…コウベリーズ、ガガガSPと“神戸タッグ”

[ 2014年11月23日 08:55 ]

コウベリーズの(後列左から)菜那、あやね、芽衣、優里、香奈とガガガSPの山本聡

 神戸発アイドルユニット「KOBerrieS♪(コウベリーズ)」が来年1月14日、神戸出身・在住バンド「ガガガSP」のギタリスト山本聡(33)のプロデュースによる第3弾シングル「思い出エール」を発売する。阪神大震災から20年の節目の年に、全国に“神戸力”をアピールする。

 ことし6月、ガガガSP主催ライブで前座を務めたのを機に今回のタッグが実現。キャプテンの芽衣(19)は、「神戸で知らない人はいないバンド。ほんまにコラボできるの!?と感激した」と興奮気味に語り、「耳に残る前向きなメロディーはヘビロテ間違いなしです」と自信をみせた。

 地元へのエールも込められた同曲の歌詞には、神戸を象徴する“風見鶏”の言葉も。来年には東京や横浜など本格的に同曲の全国キャンペーンを展開予定で、阪神大震災発生の12日後に生まれた芽衣は「震災の記憶がない私たち若い世代にも、考えてもらう機会になれば」と語った。 

 初のアイドル・プロデュースを手掛けた山本は「神戸を象徴するグループになってほしい思いで作った。震災20年、聴く人の背中を押せる応援歌になれば」と期待した。カップリングには、ガガガSPの青春パンク曲「卒業」のカバーを収録。「個性が強い曲だけに大丈夫かなと思ったけどバッチリ!かっこよく仕上がった」と、本家も太鼓判を押していた。

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2014年11月23日のニュース