岡田准一 「花燃ゆ」井上真央に“優しく”バトンタッチ

[ 2014年11月21日 15:42 ]

大河主役バトンタッチセレモニーで、岡田准一から渡された博多織を手にする井上真央

 NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の主演・岡田准一(34)から来年1月4日から始まる「花燃ゆ」のヒロイン・井上真央(27)へ主役をバトンタッチするセレモニーが21日、同局で行われた。

 互いの作品のゆかりの地にちなんだ品を交換する恒例行事では、岡田が博多県福岡市の絹織物「博多織」の帯を井上は山口県下関市の特産品「ふく刺し」を手渡した。

 平皿に美しく盛りつけられたふぐの刺し身を見た岡田は、「まさかのナマモノ」と驚きつつも、「お腹に入れたら消えてしまいますが、新鮮な心のこもった品ですね」と笑顔。「大河をやっていて、その土地を知れるというのは一番、大事な感じだと思っていました」と実感を込めた。

 井上も伝統の技術で織られた帯を手に「時代考証は分かりませんが、岡田さんの思いも込められていますし、どこかで付けられたらいいな」と劇中での着用を望んだ。

 撮影で多忙な様子の井上は、最終回が近づく「官兵衛」の録画が「貯まっている…」と告白。岡田も「大河を経験して言わせてもらえることは、多分、見られないと思います」と優しくフォローし、「僕も来年は50話、全部見続けたいと思います」と約束した。

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