日テレ「千と千尋の神隠し」放送 宮崎監督アカデミー名誉賞記念

[ 2014年11月21日 10:25 ]

アニメ映画「千と千尋の神隠し」の1場面(C)2001二馬力・GNDDTM

 今月8日(日本時間9日)に米ハリウッドでアカデミー名誉賞を授与された宮崎駿監督(73)のアニメ映画「千と千尋の神隠し」が21日、日本テレビ「金曜ロードSHOW!」(後7・56~10・54)でノーカット放送される。

 1990年に故黒澤明監督が受賞して以来、日本人監督として2人目となった宮崎監督の快挙を記念したもの。より多くの視聴者が楽しめるように、放送開始時間を通常より1時間強、繰り上げた。

 番組の前半には「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年公開)から「風立ちぬ」(2013年公開)まで、宮崎監督が手掛けた11作品の名シーンを放送。巨匠の足跡を余すところなくたどる。

 「千と千尋の神隠し」は01年公開。10歳の少女・千尋を主人公にしたファンタジー。日本歴代興行収入1位の304億円を記録した。03年3月にはアカデミー長編アニメーション映画賞を受賞した。

 ▼谷生俊治プロデューサー このおめでたい機会に、これまで宮崎駿監督の作品を独占的にお届けしてきた「金曜ロードSHOW!」として何ができるかを検討しました。その結果、アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞、ベルリン国際映画祭で最優秀賞である金熊賞を受賞するなど海外で絶賛され、日本の映画史上最高の興収も記録した「千と千尋の神隠し」を放送することが最もふさわしいと考えました。老若男女問わず、見る者すべての心に響く大傑作をできるだけ多くの方々に楽しんでいただくため、放送開始時間も通常よりも早くしました。宮崎駿監督が快挙を達成されたこのタイミングに、監督の偉業をあらためてお祝いし「千と千尋の神隠し」の素晴らしい物語を視聴者の皆さまにお届けできることを、いちファンとしても大変うれしく感じています。ぜひ1人でも多くの皆さまに番組をお楽しみいただければ幸いです。

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