田代万里生、舞台降板を謝罪「本当に悔しい気持ちでいっぱい」

[ 2014年9月24日 13:15 ]

田代万里生

 頸椎棘突起(けいついきょくとっき)骨折のため、舞台「きらめく星座」(東京・紀伊国屋サザンシアター)を降板したテノール歌手で俳優の田代万里生(30)が24日、自身のブログを更新。舞台降板を謝罪するとともに、悔しさをあらわにした。

 18日の同舞台終演後に首に痛みを訴えた。19日昼(午後1時半開演)20日昼・夜(午後6時半開演)21日昼、23日昼、24日昼の6公演が中止になった。

 「劇場に足を運んでくださって初めて公演中止を知った方も大勢いらっしゃったと思います。何よりも6公演の公演中止を引き起こしてしまい、たくさんの方に届くはずだった井上ひさしさんとカンパニーの皆の大切なメッセージを、多くのお客さまからその機会と、貴重なお時間を奪ってしまったことには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。

 「今回の正一役は舞台を駆け回ることが多かったので、公演の数時間前からストレッチを念入りに行ったり、メンテナンスに通ったり、絶対にケガをしないように最善の努力を毎日尽くしていましたが、首の骨への疲労が予想以上に蓄積し、骨折という結果を招いてしまいました」と経緯を説明。「体調不良による疲労ではなかっただけに、本当に悔しい気持ちでいっぱいです」と心境を吐露した。

 現在は首にコルセットを巻いて固定し、通院・リハビリ中。「腕や肩を大きく動かすことも、しばらくは痛む状態です。安静が一番の治療ということなので、とにかく今の状態で今できるから…精いっぱい務めていきます」とし「情けない状態ではありますが、今はただただ、大好きな『きらめく星座』の舞台が無事に大千秋楽を迎えられますよう、祈っています」とエールを送った。

 正一役は峰崎亮介(30)に代わり、舞台は24日夜公演から再開する。

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2014年9月24日のニュース