大河ドラマで名古屋弁を 河村市長 NHKに要望

[ 2014年9月24日 19:44 ]

 名古屋市の河村たかし市長は24日、NHKの大河ドラマに登場する愛知県ゆかりの人物には名古屋弁や三河弁を話させるようNHK名古屋放送局に要望した。菅康弘放送局長を訪ね、要望書を手渡した。

 要望書は、昨年の「八重の桜」では登場人物が福島や京都、鹿児島など出身地の方言を使っていたと指摘した上で、放送中の「軍師官兵衛」に登場する織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが名古屋弁や三河弁を使っていないのは「理解できない。なぜ配慮がないのか」と訴えた。

 来年放送の「花燃ゆ」、再来年の「真田丸」では「決して名古屋ことばを無視することがないようお願いする」とも強調した。

 NHK名古屋放送局によると、菅局長は「番組を制作している部署に伝える」と応じた。

 河村氏は衆院議員時代から名古屋弁に独自のこだわりがあることで知られている。

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2014年9月24日のニュース