大助花子 警官コンビに漫才指導…岐阜県警の詐欺防止活動

[ 2014年9月22日 05:30 ]

岐阜県警警察官の若手漫才コンビ「フリコマンダーGP」を指導する宮川大助・花子(手前)

 「不倫相手が妊娠して金が必要なんだ」「あんたもかい。おまえのお父さんにもどれだけ泣かされたことやら」。特殊詐欺の手口を漫才で伝える活動をしている岐阜県警の若手コンビが21日、夫婦漫才で人気の宮川大助・花子から指導を受けた。

 コンビは、ともに生活安全総務課の佐伯真也巡査部長(31)と榊間拓馬巡査長(25)。振り込め詐欺防止をもじった「フリコマンダーGP」の名で6月に結成した。

 愛知県東海市で舞台を終えた大助・花子を訪ねた警察官コンビに、約1時間アドバイス。「お客さんをだましてみてもええな。“奥さんべっぴんさんですねえ。ほらだまされちゃって!”とかね」。大助らのプロの技を伝授され、佐伯巡査部長は「勉強になった。よしもとで修業してみたい」と感激していた。

 デビュー前に大阪府警の勤務歴のある花子は「私も現役だったらこんなこともできるのかと思うとうらやましい。ウケるウケへんじゃなくて、詐欺をなくすという気持ちがあれば大丈夫」とエールを送った。

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2014年9月22日のニュース