15年大河「花燃ゆ」 高橋英樹が“敵役”「信念持って演じたい」

[ 2014年9月22日 14:00 ]

2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」追加キャスト発表会見に登場した高橋英樹

 女優井上真央(27)が主演する来年1月4日スタートのNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の出演者9人が22日、東京・渋谷の同局で発表された。

 幕末の志士で、多くの門下生を輩出した松下村塾の塾長・吉田松陰の妹・文(ふみ=井上)の激動の生涯を描く同作。主人公たちの運命を変えた敵役として大老、井伊直弼役で高橋英樹(70)が出演することが発表された。

 今回は高橋のほか、文が仕える長州藩の大奥の“女帝”毛利都美子役の松坂慶子(62)をはじめ、椋梨美鶴役の若村麻由美(47)、義理の母となる小田村志乃役のかたせ梨乃(57)、金子ツル役の麻生祐未(51)、前原一誠役の佐藤隆太(34)、椋梨藤太役の内藤剛志(59)、入江すみ役の宮崎香蓮(20)、吉田ふさ役の小島藤子(20)が追加キャストとして発表。会見には欠席したが、高須久子を井川遥(38)が演じることも発表。また、語りを俳優で声優の池田秀一(64)が担当することも発表された。

 「今日までかん口令を引かれていて、やりたい役でも井伊直弼と言えなかった」と笑った高橋。「愛情を持って演じさせていただきたい。(役づくりとして)彦根に参りたい。彦根の人たちに悪口を言われないように演じたい。悪として描かれることもあるが、そこにも信念を持って演じたい」と意気込みを語った。井上も「どう関わっていくのか、どう翻弄されていくのか、楽しみにしています」と笑顔を見せた。

 同作では、主人公の夫で長州の儒学者・小田村伊之助役の大沢たかお(46)をはじめ、吉田松陰役の伊勢谷友介(38)、高杉晋作役の高良健吾(26)、主人公の最初の夫・久坂玄瑞(くさか・げんずい)役の東出昌大(26)、文らの両親役の檀ふみ(60)、長塚京三(69)、伊藤博文役のお笑いタレントの劇団ひとり(37)らがすでに発表されている。

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