テレ朝 報ステの川内原発報道で事実誤認と謝罪

[ 2014年9月12日 23:34 ]

 テレビ朝日は12日夜のニュース番組「報道ステーション」で、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の新規制基準への適合に関する報道内容に関し、事実誤認と不適切な編集があったと謝罪した。

 古舘伊知郎キャスターは「2点について大きな間違いを犯した。心からおわび申し上げます」と述べた。

 謝罪したのは10日の同番組の報道で、原子力規制委員会の田中俊一委員長の記者会見内容を誤って伝えたという。

 規制委の審査書案でミスが見つかった竜巻の影響評価ガイドに関する質疑の内容を、火山のものと誤解して放送。さらに2人の記者が別々に質問した後に田中委員長が「答える必要がありますか? なさそうだからやめておきます」と一切の回答を拒否したように放送したが、実際には最初の記者の質問には答えていた。

 規制委がテレビ朝日に訂正と謝罪を求めていた。

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2014年9月12日のニュース