海老蔵、世界遺産「醍醐寺」で公演 親子共演以来9年ぶり

[ 2014年9月1日 05:30 ]

世界遺産「醍醐寺」で特別公演を開いた市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(36)が31日、京都市伏見区の世界遺産・醍醐寺で特別公演「~歌舞音曲~醍醐の宴」を開いた。同所での公演は、2005年に、父の故市川団十郎さん(享年66)と親子共演して以来9年ぶり。「もし父が生きていたら、きょうも一緒にやっていたでしょう。“頑張りなさい”と声を掛けてくれたと思う」と感慨深げに語った。

 また、今年1月に坂東竹三郎(82)との「芸養子」の関係を解消された坂東薪車(42)を市川道行として迎え入れ、「九月花形歌舞伎」(2~26日、京都南座)に出演させることを報告。

 芸養子の解消は事実上の破門。関係者によると、薪車は無断で芸能事務所に所属し「秋元道行」として活動を始めたことで薪車が名乗れなくなっていた。海老蔵は「数カ月修業なさって、ゆくゆくは市川の中でも、(名のある)名前を差し上げられたら」と話した。

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