「黒子のバスケ」連載終了 一昨年から脅迫文の被害も

[ 2014年9月1日 05:30 ]

 雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気漫画「黒子のバスケ」が9月1日発売号で終了する。同号で発表された。

 黒子のバスケは高校バスケットボールを描いた作品で、08年12月から同誌に連載スタート。14年8月時点で単行本は28巻まで発売され、累計2700万部を突破している人気作品。最新号では主人公の黒子テツヤが在籍する誠凛高校がウインターカップで優勝し、5年8カ月の連載に幕を閉じる。

 作者の藤巻忠俊氏は最終ページの目次に「全て出し切って終幕、悔いなしです。今まで本当に有難う御座いました。またね!」とコメントした。

 「黒子のバスケ」をめぐっては、12年10月以降、大手コンビニや書店チェーン、報道機関など約400カ所に脅迫文が届き、コンビニから撤去された作品関連商品の菓子から毒物のニコチンが検出されるなどの騒ぎに。13年12月には威力業務妨害の疑いで大阪市東成区、職業不詳渡辺博史容疑者(36)が逮捕された。

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2014年9月1日のニュース