USJ、ハリポタ効果で入場者最高 開業年を上回る

[ 2014年9月1日 17:45 ]

 大阪市のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は1日、8月の入場者数が133万人に上り、単月として過去最高を記録したと発表した。ハリー・ポッターの新エリア開業が貢献。台風などの影響を受けながら、開業年の2001年8月の132万人を上回った。

 8月は売上高も約160億円となり、これまで最高だった01年8月の140億円を大きく上回った。来場した10人に1人が映画に登場する魔法のつえを購入し、4人に1人がノンアルコールの名物飲料「バタービール」を飲んだという。

 ハリー・ポッターの新エリアはことし7月15日にオープン。7月の入場者数は87万人で、7月としては過去最高を記録した。運営会社ユー・エス・ジェイの森岡毅執行役員は「雨が降り心配していたが、ハリー・ポッターの人気が強いことが確認できた」と自信を見せた。年間来場者数も過去最高だった01年度の1100万人を上回る見通しという。

 森岡執行役員は、関東など遠方からの来場者の伸びが全体を押し上げたと分析。外国人も引き続き順調で、前年同期に比べ6割増になった。

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2014年9月1日のニュース