「りあるキッズ」解散、長田融季は吉本退社 多額借金が原因か

[ 2014年8月12日 05:30 ]

コンビを解散し、吉本興業を退社した「りあるキッズ」の長田

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属していた漫才コンビ「りあるキッズ」の長田融季(29)が今月1日付でコンビを解散し、同社を退社していたことが11日、分かった。本人から申し出があったという。複数の関係者によると、知人や芸人仲間から多額の借金をしていたことが原因と見られる。相方・安田善紀(28)は今後も芸人として活動する。

 「りあるキッズ」長田の借金問題が表面化したのは6月初旬。その後、吉本興業側と話し合いを持ち、「これ以上は相方に迷惑はかけられない」と長田本人が契約解除を申し入れたという。同社も了承し、11歳から18年間、在籍した会社を今月1日付で離れることになった。今後について相方・安田は芸人として活動を続ける。同社は「コンビ解散と長田が所属を離れたのは事実です。理由はプライベートな問題です」としている。

 複数の関係者によると、長田の借金は数千万円に上ると見られる。一部では「2000万円は超えている」との情報もある。知人社長や芸人仲間に、開運まくらなどのグッズやガールズバーの経営プランについて提案し、お金を借りていた。数百万円貸している人気芸人もいるという。

 りあるキッズは今春から東京に進出する予定だったが、安田だけが引っ越して放送作家としても活動。長田は大阪に居住したままで、最近は仕事も満足にできない状態だったという。

 2人をよく知る放送作家は「面白いコンビなのに解散は本当にもったいない。なぜこんなことになったのか」と肩を落とした。別の知人によると、「(長田は)借金の話が事実よりも大きくなっている。返済する意思はある」と説明しているという。

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2014年8月12日のニュース