“円朝忌”市馬会長ら150人勢ぞろい 歌丸も出席

[ 2014年8月12日 05:30 ]

円朝忌で扇子供養を行う来賓の桂歌丸落語芸術協会会長(前列中央)

 落語界隆盛の祖と言われる三遊亭円朝の114回目の命日に当たる11日、落語協会主催で、円朝の菩提(ぼだい)寺の東京都台東区谷中の全生庵で恒例の“円朝忌”が行われた。

 そろいの浴衣で柳亭市馬会長(52)、林家正蔵副会長(51)ら約150人が勢ぞろい。落語芸術協会から桂歌丸会長(77)が来賓として出席。恒例の扇子供養では市馬、正蔵、歌丸らが順に扇子のおたき上げを行った。奉納落語は三遊亭円窓創作の「枯(かれ)木屋」でファンも含めて約300人が熱演に聞き入った。

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2014年8月12日のニュース