THE ALFEE 40年越しで明学大“卒業” 高見沢「武道館より緊張した」

[ 2014年3月19日 05:49 ]

明治学院大名誉卒業式に出席した「THE ALFEE」の(左から)桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦

 3人組ロックグループ「THE ALFEE」が18日、母校の明治学院大学(東京・港区)で約40年の越しの“卒業”を果たした。3人は在学中にデビューが決まり通学を断念したが、音楽活動を通じた同校への貢献が認められ活動40周年を迎える節目の年に特別に名誉卒業式が企画された。

 8年間籍を置いた末に退学した高見沢俊彦(59)は還暦を目前にした卒業に、「とんでもないこと」と母校の粋なはからいに感謝。「今日ほどアルフィーをやってて良かった日はない」と喜びを表した。付属の高校時代から通った愛着のあるキャンバス。学院長から卒業証書がわりの名誉学士称号を授与され、「両親が教師のため、プロフィールの中退が申し訳なかった。これをもって『THE ALFEE(大卒)』にして、親孝行できた」とグループの改名?まで宣言。1年で退学した坂崎幸之助(59)は「僕はこの2人に出会えたのが一番の思い出、大切な宝物」と語った。

 母校へのお礼としてアコースティックで「明日なき暴走の果てに」を含む2曲披露した。3人の息のあったハーモニーに参加者は万雷の拍手で応えた。桜井賢(59)は「マイク無しは大学時代に練習していたそのままの形」と当時を懐かしみ、高見沢も「響きの良い所を探して、よく叱られましたね。今日のライブは武道館より緊張した」と振り返った。

続きを表示

2014年3月19日のニュース