MBS社長が仰天プラン たかじんさんお別れの会を5局同時中継

[ 2014年1月15日 05:55 ]

やしきたかじんさん

 3日に死去した歌手でタレントのやしきたかじんさん(享年64)のお別れの会を在阪民放5局がタッグを組んで開く計画について、MBSテレビの河内一友社長が14日、大阪市内での新春社長会見で仰天プランを明かした。

 「お別れの会を5局同時中継などできたら」。お別れの会は、たかじんさんの冠番組があった読売テレビが先週、同じくレギュラーを抱えていた関西テレビとテレビ大阪、さらにはMBSとABCテレビの社長にも打診。5社長がお別れの会の発起人に名を連ねることになった。

 開催時期は春ごろを想定。テレビ関係者によると、芸能人のお別れの会を在阪民放5局が同時中継することは「聞いたことがない」とし、実現すれば極めて異例だ。

 MBSは1971年ごろ、たかじんさんが自費出版したが歌詞が過激だったため即日発売禁止になった幻の楽曲「娼婦和子」の収録に協力。出演番組にはラジオが「ヤングタウン」(77~79年)、テレビは「たかじんONEMAN」(98~07年)などがあった。

 自宅にテレビ数台を並べ、全局番組を欠かさずチェックし自身のトークに生かしたことで知られるたかじんさん。河内社長は「ご遺族の意向もあると思うのでまだ分かりませんが、喜んでもらえるのでは」と話した。

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2014年1月15日のニュース