泉谷しげる「いつもの恰好で」紅白へ　「文句あっかコノヤロ」

「第６４回ＮＨＫ紅白歌合戦」リハーサルに登場した泉谷しげる

　大みそかの「第６４回ＮＨＫ紅白歌合戦」に初出場する歌手の泉谷しげる（６５）が３０日、「いつもの恰好で」と題して自身のブログを更新。ＮＨＫホールでのリハーサルに臨んだ様子を「今日と明日の格好なんだがさ～いつものライブ服で文句あっかコノヤロ！だ（笑）」とまたまた、吠えている。

　黒い革のジャケットに黒の帽子をかぶり、ジーンズ姿でギターを弾き歌う「いつもの恰好」の写真を投稿した泉谷。衣装には泉谷流のこだわりがあるようで、リハーサルで「派手ゴテのステージ衣装が目の前を通りすぎる場所に居るがさ多くのアーティストを見て～普段着のホウが『格好イイ…』って思うはオイラだけ？」と自問。「ドーも気合い入りすぎなヤツは笑ってしまうンだよな～せっかくオシャレしてキメてンだから笑ってはいけない笑っては…と思ってンだがさ～ゴメンね笑って！」と紅白に出演する歌手たちのゴージャスな衣装を眺めつつ感じていることをつづっている。

　「けっきょく今年買った服わさ、ヒートテックな下着だけ～衣装じゃねーじゃん！(笑)」と笑わせたが、「着る服えらびに迷ったりの時間ムダする気ないな」。

　「外はバカ寒い時あるンでロシアンるっく？な時もあるがライブ会場は暑いからね～上着の中はＴシャツだよヤッパリ！」と続け、今回の紅白でも歌う代表曲「春夏秋冬」同様、衣装も春夏秋冬同じだと紹介。つまり「オイラ、いつも似たような格好してると思われてるが失礼な！似たような格好ではなく昨日とマッタク同じなンだぜぇい！ (笑)」。

　もちろん、下着は毎日変えるが、寒い冬、シャワーを浴びるのも、着替えるのもおっくうになるらしく「毎日変えないで済む下着ってないのかね？」と笑わせる。

　続けて「『昭和うた』プレミアムライブも『レコード大賞』受賞式も『紅白』も遅れたらゴメンなせ！（笑）オイラの事は気にせず先に進めといて」と弱気な面も。

　前日の紅白リハーサルではバンドに腹を立てたり、不機嫌な表情を見せたが、それも泉谷流の装いか？歌手生活４２年で初の紅白出演を盛り上げようとする泉谷流パフォーマンスが「いつもの恰好」なのだから。