綾瀬「天然」司会　事務所先輩アッコも「心配しまくり」

紅白リハーサル会見場に姿を見せる司会の綾瀬はるか

　３１日の「第６４回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７・１５～１１・４５）に向けたリハーサルが２９日、東京・渋谷のＮＨＫホールで始まった。紅組司会を初めて務める綾瀬はるか（２８）は緊張気味。事務所の先輩、和田アキ子（６３）から心配する声が上がった。

【出場歌手・曲目（曲順）】

　リハーサル初日は、ＮＨＫ局内で司会者と出演歌手が面談し、本番に備えるのが恒例。綾瀬はこの席で天然キャラをさく裂させた。

　綾瀬が曲を紹介する際の段取りについて、和田が「綾瀬が頑張ればいいことだから…」と信頼を込めて任せようとすると「アッコさん、話したいですか？」と的外れの返答。和田に自分で「曲紹介をしたいか？」と聞いているように受け取れ、和田は驚いて「よく分かんない…」とぼやいた。

　それでも綾瀬はマイペース。紅組司会は過去３回（８７、８８、９７年）務めている和田に対して、「生放送なんで時間がないと、すっ飛ばしちゃっていいですかね？」と質問。今度は曲紹介を省く可能性がある発言に、和田は「頼むから、冷静でいてくれ」とお願いしたという。

　不安要素の伏線はあった。２８日夜に放送した同局「夢の紅白２０１３～名歌手たちの名勝負・名対決」で、司会の練習をした綾瀬は「ペドロ＆カプリシャス」を「ペドロ＆カブリシャス」、そのヒット曲「ジョニィへの伝言」を「ジョニィへの遺言」と言い間違えて赤面。これが和田の耳にも入っており、綾瀬と面談後、報道陣に「心配しまくりですよ。アイツ、本当に天然で…」とこぼした。

　一方、綾瀬は白組司会の嵐と一緒に行った会見で、「遺言」などの言い間違えについて「珍しいミスです！」と苦笑。そして、「なるべく曲名を発声（して練習）するようにしています！あと２日間ありますので、総仕上げにかかります」と胸を張った。櫻井翔（３１）が「何か起きるんじゃないかと、綾瀬さんに期待しています」と言うと、「期待を裏切ります！」と言い返した。