舘ひろし 石原軍団後輩と初めて父子役「付いていきます!」

[ 2013年6月27日 06:00 ]

TBS「なるようになるさ。」で父子を演じる舘ひろし(右)と池田努

 俳優の舘ひろし(63)が石原軍団の後輩と初めて父子を演じる。主演を務めるTBS「なるようになるさ。」(7月12日スタート、金曜後10・00。初回は後9・00)で、00年のオーディション「21世紀の裕次郎を探せ!」でデビューした池田努(34)が長男を演じる。

 橋田寿賀子氏(88)の脚本で、定年間近の会社役員とその妻が自宅で開いたレストランを舞台に、人間模様が描かれるホームドラマ。池田が演じるのは、3人兄弟の長男で、すでに結婚して独立している会社員。妻の尻に敷かれる一方で、両親を心配する優しい一面もある役どころ。

 1メートル80のスラリとしたスタイルのイケメンの池田。演技力にも定評があり、昨秋には故ジェームズ・ディーンらを輩出した米ニューヨークの俳優養成所アクターズスタジオの舞台に主演し、演劇界で注目を集めた。現在は全国上演中の舞台「友情~秋桜のバラード~」(9月20~22日、東京・よみうりホールなど)にも出演し、活躍の場を広げている。

 今回の先輩との父子共演は「舘さんは厳しいことも言ってくれる本当の父親のような存在なのでうれしい」と感慨深げで、「背中を追いかけてきた気持ちや恩義を表すのにピッタリの設定。目線やしぐさなどで思いを表現できたらと思う」と意気込んでいる。舘は「池田は演技がしっかりしているので、付いていきます!」と愛情あふれる笑顔で宣言している。

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2013年6月27日のニュース