さらば青春の光 現在はフリー「東京で声掛かると思ったが…アホやった」

[ 2013年4月25日 08:07 ]

「さらば青春の光」の森田哲矢(左)と東口宜隆は、森田の自宅にある渡り廊下でネタ合わせ

 3月いっぱいで松竹芸能を契約解除となり、今月からフリーで活動するお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢(31)と東口宜隆(27)が離脱騒動の真相を激白した。

 昨年の年収が100万円以下だったという2人は待遇面で不満があったことを認めた上で、かつての所属事務所に「迷惑を掛けてしまった」とそろって謝罪。東口は他の事務所から引き抜きはなかったと説明し、「東京進出さえすれば、どこか一つくらい声が掛かると安易に思ってたんです。僕らの考えが甘かった。アホやったなって思います」と見通しが立っていない中での離脱だったと明かした。

 フリーの苦労を尋ねると、東口は「何から何まで自分たちで準備しないとアカンのは大変ですね」とポツリ。今月27、28日に大阪・梅田のHEP HALLでフリー初の単独公演「野良」を開催するが、ライブ会場の客席の配置、照明や音響など調整からポスターのデザインまで、すべて2人で用意した。声をそろえて「マネジャーさんがいてくれたらって思いますね」と、後ろ盾のありがたみを痛感している。

 ライブでは新ネタを含む9本のコントを披露する予定。連日深夜のファミレスで8時間近くネタ合わせに励んでおり、森田は「まさに野良。僕らの現状をよく表している」とタイトルに込めた思いを吐露。5月1日から3日まで、東京でも同公演を開催するだけに、東口は「しんどいですが苦労は覚悟の上です」と再出発へ意欲を見せた。

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