歌舞伎座で9月に新作「陰陽師」上演 染五郎が主演

[ 2013年4月25日 18:40 ]

 松竹は25日、今月開場した歌舞伎座(東京都中央区)で7~9月に上演する演目と主な配役を発表した。開場を記念した新作として、映画化もされた夢枕獏さんの人気小説「陰陽師」を歌舞伎にして9月に上演する。

 陰陽師の安倍晴明は市川染五郎、源博雅は中村勘九郎、平将門は市川海老蔵が演じる。公家の怪死をめぐり、晴明らが謎解きに挑む物語。

 夢枕さんは「どんな舞台になるか、今から楽しみです。毎日でも見に行きたいぐらいです」とのコメントを出した。

 7、9月は若手による花形歌舞伎で、7月は「東海道四谷怪談」などを通しで上演。染五郎、尾上菊之助らが出演する。8月は故中村勘三郎が得意とした演目を坂東三津五郎らが見せる。

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2013年4月25日のニュース