念願ソロデビュー!人を結ぶ、実を結ぶ たかみなの努力

[ 2013年4月2日 11:07 ]

ソロデビューを果たす高橋みなみ

 AKB48グループ総監督の高橋みなみ(21)が3日、「Jane Doe」で念願のソロデビューを果たす。歌手を夢見て1期生としてグループとともに成長してきた8年。誰もが認める大黒柱だ。その信条が「努力は必ず報われる」。この言葉を具現化した高橋が積み重ねた一番の「努力」とは…!?

 ソロデビューを目前にした心境を尋ねると、その表情に自然と笑みが浮かんだ。

 「皆さんに応援していただいていることをひしひしと感じます。ちょっと前は“ヤベー”と思っていたけど、今は“楽しまなきゃダメだ”と考えてます」

 口調は穏やかだ。

 楽曲は力強いロックナンバー。これまでのソロデビュー組でロック調の曲を歌ったメンバーはいない。憧れていた歌手・中森明菜(47)のような「かっこいい曲」を歌いたいという願いがかなった。

 総合プロデューサーの秋元康氏(54)にはソロデビュー曲についての自分の思いを伝えていなかったが「秋元さんは分かってるだろう、と。だから、初めて聴いた時は安堵(あんど)でしたね」と恩師への感謝の気持ちを口にする。

 「実は、めっちゃ目力があるんですよ」。デビュー曲はその「目力」が生きるように作られている。

 例えば秋元氏が手掛けた歌詞。「目の前にいるのは」「優しい瞳を揺らし」「目を開けたまま」と目に関わる言葉が多い。親指と人さし指で作った輪をのぞき込むような振り付けもある。

 CDの製作会議にも参加し「目を強調したものをやりたい」と提案した。採用してもらったアイデアが、CDのデザインで取り入れた目の接写だ。「怪盗」「ドレス」「ナチュラル」というテーマで撮影された3パターンのジャケットと同じように「全部(目の写真が)違うんですよね。いろんな姿を見せられて、これはいいものができたと思いました」と胸を張る。

 「皆さんに“高橋みなみ、行ってこい!”と背中を押していただける時が来るまで待ってます」。昨年2月に本紙のインタビューでソロ活動に対する思いを語った半年後、東京ドーム公演でソロデビューが発表された。

 「もの凄いたくさんの人たちに祝福された。秋元先生もスタッフさんも“おめでとう”と言ってくださった。それがAKBとして自分が活動してきた意味なんだなと思いました」としみじみと振り返る。

 おなじみのせりふが「努力は必ず報われることをこの人生をもって証明します」。明菜に憧れ歌手を夢見て05年にAKBに入って8年。ついにソロ歌手としてスタートを切るに当たり、これまで最も努力してきたことは?と尋ねた。

 即座に返ってきた答えが「人とのつながりを大切にすること」だった。

 「これまで面白いぐらいに、悪い人と出会ったことがなかったんですよね。1人じゃ何事も無理。生活することも仕事することもできない。歌ももちろん歌えない。いろんな人と携わることで学ぶことが多い。もの凄くよく人を見るようにはしています」

 自分がグループのまとめ役という立場上「アイドルっぽくない」と悩んだ時期もあった。それでも秋元氏から全幅の信頼を寄せられ、メンバーやスタッフ、ファンから慕われる存在になったのはその観察眼があったからだ。メンバーの心の異変をいち早く察し、絶妙なタイミングで「大丈夫?」と声を掛けることから「大丈夫センサー」と呼ばれることもある。

 「最近の占いでは“人に無関心な性格”と言われたんですよ」と冗談めかして語りつつ「人を見ることは8年ブレずにやってきた。人間観察が大好き。努力というよりクセなのかな」と笑った。

 AKBは「普通の女の子が夢をつかむ場所」。突出した能力はなくても誰もができることを地道に積み重ねてチャンスをつかむ。高橋はこのコンセプトを具現化した、象徴的な存在といえそうだ。

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