武内享 あの頃を振り返る…「モテるため」チェッカーズで改心

[ 2013年3月16日 17:08 ]

インタビュー集「14歳」出版記念イベントでPRする(左から)和田唱、著者の佐々木美夏氏、武内享

 元「チェッカーズ」のリーダー・武内享(50)が16日、都内で行われたインタビュー集「14歳」(エムオン・エンタテインメント)の出版記念イベントに登場。“ヤンチャ”だった学生時代について赤裸々に語った。

 ライターの佐々木美夏さんが、音楽専門誌「PATi・PATi」での連載を書籍化。12人のミュージシャンが14歳の頃を振り返り、音楽との出会いなどについて語っている。

 「二度目に補導されたのが14歳だった」という武内は、「太いロッドのパーマをあててたころがあった。その写真を見ると今でも汗をかく」と中学生時代を振り返り苦笑い。進学した男子校では、「態度が悪かった」と無期停学処分を受けることもしばしばだった。

 授業もサボりがちだったが、そんな状況をバンド活動が変えた。「モテるために始めた」と冗談めかすが、「チェッカーズができてから音楽をやることがすごく楽しくなった。それで逆に学校に行くようになった」。3年時には、生徒会長を務めるまでに改心。卒業後は就職し、デビューするまでの数年間はピアノやエレクトーンのセールスマンとして活躍した。

 進む道を自分で切り開く生き方は母の存在が大きく影響したと言い、「俺に任せてくれた。(3人の)息子たちにもそういう風にしている」と話した。同本については、「一番、多感な頃を振り返ることで、自分の中が整理できた」と感想を語った。

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2013年3月16日のニュース