「うそだよって、現れて」 寺島しのぶがブログで若松孝二監督悼む

[ 2012年10月18日 11:47 ]

2010年2月、「キャタピラー」でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、トロフィーを手に会見する寺島しのぶ(左)と若松孝二監督

 映画監督若松孝二さんの死去から一夜明けた18日、「キャタピラー」でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受けた女優・寺島しのぶ(39)が自身のブログに「うそだよって言いながら現れてほしい」などと悲しみをつづった。

 同作の共演者から連絡を受け、「嫌な予感がした」という寺島さんは、監督の死を受け入れられない様子。「私の出産を本当に喜んで、早く見たいと言ってくださっていた」「お酒と美味しいものが大好き」などと、生前の若松さんとの思い出を記した。

 「心優しい監督、弱い者の味方で、強いものにはくってかかる監督」としのび、「今いったい、いったいどこにいらっしゃるんですか?」と結んだ。

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2012年10月18日のニュース