料理の鉄人復活!13年ぶり「出でよ!アイアンシェフ」

[ 2012年9月8日 06:00 ]

 フジテレビは10月から、90年代の同局の人気番組「料理の鉄人」を新たな出演者で13年ぶりに復活する。タイトルは「アイアンシェフ」。金曜午後7時57分から1時間のレギュラー番組となる。

 前身の「料理の鉄人」は93年10月から99年9月まで放送。和食の道場六三郎(81)、フランス料理の坂井宏行(70)、中華の陳健一(56)の各氏ら和・洋・中の鉄人と挑戦者が制限時間内に料理の腕前を競い、「料理の格闘番組」として人気だった。

 “美食アカデミー”主宰が設定だった案内役の鹿賀丈史(61)の「私の記憶が確かならば…」というセリフや審査員を務めた岸朝子さん(88)の「おいしゅうごさいます」も流行し、午後11時台の番組ながら、最高視聴率が23・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、平均視聴率も14・8%を誇った。

 米国でも04年4月から米国版が「アイアン・シェフ・アメリカ」として年に20数回放送され、今年の年末にも「シーズン11」がスタートする。また、現在、タイとベトナムでも自国版を放送中で、過去にはインドネシアや英国、オーストラリア、イスラエルでも制作された。ほかに、世界78の国と地域で日本のオリジナルが各国の字幕付きで放送された。

 制作サイドは今回、「“アイアンシェフ”としての凱旋帰国」とし、出演者と料理人を一新した新番組を計画。各国の一流シェフによる世界大会開催の案も出ている。同局は「世界を巡ってより洗練された番組を見てほしい」としている。

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2012年9月8日のニュース