上方落語協会会館が竣工 米朝も駆けつけ感慨深げ

[ 2012年4月27日 06:00 ]

完成した上方落語協会会館を訪れた桂米朝(中)と桂三枝(右)桂米団治

 上方落語協会の本拠地となる「上方落語協会会館」が26日、大阪市北区に完成し、午前に開かれた竣工(しゅんこう)式に同協会の桂三枝会長(68)や桂春団治(82)らが出席した。

 午後には人間国宝の桂米朝(86)も駆けつけ、三枝の案内を受けながら3階建ての館内をすべて見学。1957年の同協会立ち上げ時のメンバーで、副会長も経験しているだけに「立派なエエもんができましたな。楽しくて帰りたくなくなります」と感慨深げだった。

 三枝も「みんなの城として憩いの場でもあり、切磋琢磨(せっさたくま)できる施設にしたい」と決意新た。春団治は「米朝さん、今は亡き(六代目)笑福亭松鶴さん、(五代目)文枝さんも喜んでおられると思います」と感謝した。

 同会館は三枝と親交の深い建築家の安藤忠雄氏(70)が無料で設計し、昨年9月に着工。延べ床面積約260平方メートルの鉄筋コンクリート造で、事務室や稽古場、資料室などが入る。建設費用は、会館近くにある落語の定席・天満天神繁昌亭の出演料を蓄えたものから捻出し、土地代が5000万円で建物の総工費は7000万円。

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