ロングドレスで颯爽 永作博美「伝わるものつくりたい」

[ 2012年2月14日 10:00 ]

<毎日映画コンクール>トロフィーを贈られ、笑顔の永作博美

2011年毎日映画コンクール表彰式

(2月13日 川崎市「チネチッタ」)
 【女優助演賞】「八日目の蝉」で女優助演賞を受賞した永作博美(41)は、白地にバークグレーのラインの入ったロングドレス姿でステージに上がった。

 劇中では、不倫相手の子供を誘拐して逃亡、逮捕されるまでの約4年間を“母”でいた女という難役に挑戦。「いつも見てくださる方に何かしら伝わるものをつくっていきたいと思っている。この“八日目の蝉”は全てのキャスト、スタッフに伝えたい意識が強い現場だったと思う」と振り返った。

 同作を見た人から「母に電話したくなった」「家族の顔を見たくなった」など、たくさんの感想が永作の元に寄せられた。「一つの役をやる度に不安でいっぱいで、それが皆さんに届くのかどうか、なかなか判断しにくいのですが、多くの感想、そして、このような賞を頂けると励みになります」と話した。

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