忽那汐里 壇上で頭“真っ白”も…きりり「人生経験積みたい」

[ 2012年2月14日 06:00 ]

<毎日映画コンクール>副賞の目録代わりにANAの航空機の模型を手渡される忽那汐里

2011年毎日映画コンクール表彰式

(2月13日 川崎市「チネチッタ」)
 【新人賞】薄いピンク色のワンピースに身を包んだ忽那。真っ暗なステージで照明を一身に浴びると、その体がポツンと浮かび上がった。

 ブロンズ像を受け取っても、いつものキュートな笑顔はなし。「心からうれしく思います」と硬い表情であいさつし「マイ・バック・ページは、憧れだった山下敦弘監督の現場で、毎日、緊張感を持ちながらお芝居をしていました。監督をはじめスタッフの方に、凄く勉強をさせていただいた。皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と一気に話した。

 表彰式後のインタビューでは「あいさつは事前に考えてきたんですけど、ステージに立ったら分からなくなってしまいました」と壇上で頭の中が“真っ白”になってしまったことを告白。日本テレビの連続ドラマ「家政婦のミタ」など話題作に相次いで出演し、今最も勢いのある女優の初々しい姿になった。

 今後については「今まで学生役が多かったので、何かの職業に就いた役をやれたら。いろんな人生経験を積んでいきたい」と抱負。染谷とともに新人賞の副賞として、ANA(全日空)のビジネスクラス往復券(東京―中国の任意路線)もプレゼントされた忽那。さらに飛躍していく姿が期待できそうだ。

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