ナベアツ改め…桂三度デビュー 師匠の三枝は「90点」

[ 2012年1月3日 17:05 ]

お笑い芸人「世界のナベアツ」から落語家に転身し、高座デビューした桂三度

 お笑い芸人「世界のナベアツ」から昨年3月、落語家に転身した桂三度が3日、東京・品川で開かれた寄席で高座デビューした。

 かつて「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」というネタで人気を博した三度は、冒頭、「もう落語家になりましたので、桂さぁ~ん度とは言いません」と客席を沸かせた。

 演目は自作落語で、大阪に恐竜とUFOが出現したニュースを見た一家が、どちらを見物に行くかでもめる「お出かけ」を披露した。

 終演後、三度は「落語って本当に難しい」と言いながらも「楽しんでできました」とデビューを喜んだ。

 師匠の桂三枝は「リズムがまだ一人コントな感じがあるから落語家としては45点。でも初舞台としては90点。将来性はものすごくあると思う」と採点。いずれも偶然3の倍数だった。

続きを表示

2012年1月3日のニュース