中国の映画祭で 吉井一肇君に最優秀男優賞

[ 2011年10月23日 00:55 ]

 22日の新華社電などによると、中国安徽省合肥市で開かれた中国の金鶏百花映画祭で21日、宮城県石巻市で撮影された映画「エクレール・お菓子放浪記」に主演した吉井一肇君(12)が外国映画部門の最優秀男優賞を受賞した。

 地元メディアは吉井君について「戦争の悲劇を経た子どもの複雑な心境を正確に演じた」と評価。韓国の男性俳優との同時受賞で、子役の受賞は初めてという。

 同映画は、東日本大震災の発生前に石巻市などで撮影され、戦中戦後の東京や東北地方を舞台に、孤児が放浪しながら生きる物語。上映を通し被災者を支援する取り組みも日本各地に広がっている。(共同)

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