勘三郎 狂言舞踊で復帰公演、祝福に感極まる

[ 2011年7月23日 20:40 ]

 病気療養中の歌舞伎俳優中村勘三郎(56)が23日、長野県松本市のまつもと市民芸術館で開かれた狂言舞踊の特別公演に出演、舞台復帰を果たした。

 演じたのは、約1時間の狂言舞踊「身替座禅」。同芸術館によると、カーテンコールで観客から復帰の祝福を受けた勘三郎は感極まった様子で「ありがとうございました。まだまだ完璧ではありませんが、徐々に…」と言葉を詰まらせ、あいさつしたという。

 公演は24日まで2日間。松本市側と歌舞伎作品を創作してきた勘三郎の希望で実現した。

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2011年7月23日のニュース