「大鹿村…」監督「“壮絶”という言葉を軽々しく脚本に書かない」

[ 2011年7月21日 08:48 ]

 上行結腸がんから併発する肺炎のため19日に71歳で亡くなった俳優の原田芳雄さんの東京都渋谷区の自宅には笑福亭鶴瓶(59)、高橋克典(46)らが弔問に訪れた。

 遺作となった映画「大鹿村騒動記」の阪本順治監督は「主役である以上に座長であった芳雄さんはその責任を全うして逝かれました。耐えに耐えて、痛みに涙をこらえて。もう僕は“壮絶”という言葉を軽々しく脚本に書くことはないでしょう」と追悼。「芳雄さん、安らかに。最期までカッコよかったです」としのんだ。

 通夜ではファンの献花台も設けるという。

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2011年7月21日のニュース