原田芳雄さん 遺作の地・大鹿村の名誉村民に

[ 2011年7月21日 06:00 ]

 上行結腸がんから併発する肺炎のため19日に71歳で亡くなった俳優の原田芳雄さんが、遺作となった映画「大鹿村騒動記」(公開中)の舞台・長野県大鹿村の名誉村民になる可能性が出てきた。

 同村には08年のNHKドラマ「おシャシャのシャン!」の収録で初めて訪れた。その時、村歌舞伎を約300年前から受け継ぐ人々の思いに触れ映画化を発案。08年以降もプライベートで家族を連れて何度も訪れ、村歌舞伎を観劇していたという。

  同村役場の総務課では「村のことを凄く愛していただいた。名誉村民になっていただければうれしい」と話しており、今秋の村歌舞伎を原田さんの追悼公演にすることの検討に入ったという。

 原田さんに村歌舞伎を指導した大鹿歌舞伎保存会顧問の片桐登さんは「人々が助け合って生活し、歌舞伎を伝える村を原田さんは愛していた。“歌舞伎を通して村を宣伝する”と言ってくれた」と名誉村民にふさわしいことを強調。21日に東京・青山葬儀所で営まれる通夜には柳島貞康村長が参列。映画でも使われた長野県の地酒「菊水」を供えるという。

 ≪ドラマ「火の魚」追悼放送≫NHKは原田さん主演のドラマ「火の魚」を21日午後10時から、BSプレミアムで追悼放送すると発表した。同作は平成21年度文化庁芸術祭で大賞を受賞。また東京の山野楽器銀座本店には追悼コーナーが設けられ、出演作のDVDなどが並べられた。

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