「ＴＵＢＥ」映画館を常夏ハワイにしちゃう

今夏に行われたＴＵＢＥの横浜スタジアムライブ

　ＴＵＢＥが真冬の映画館をハワイにする。

　今年８月に行った恒例の横浜スタジアム公演の映像を３Ｄで映画化。１１日に東京・新宿の映画館「バルト９」でメンバーが舞台あいさつを行う際、会場をホットな“真夏仕様”にすることにした。
　まずは会場室内の温度を３０度に設定。劇場の扉はハイビスカスで彩り、スクリーンの左右にはヤシの木などの常夏をほうふつさせる装飾を施す。ＴＵＢＥは外国人サンバダンサーを引き連れてど派手に登壇。メンバー４人の服装も常夏モードで、真夏のライブのアンコール後を思わせるようなＴシャツ＆ジーパン姿になるという。
　８５年のデビュー以来、映画館での舞台あいさつは初めての試み。ボーカルの前田亘輝（４５）は「この３Ｄ映画は、いわばライブです。Ｔシャツなど夏のライブを楽しむような格好で来ていただき、劇場では実際のライブの時と同じように盛り上がってもらえたらうれしいです。でも真冬なので汗かきすぎて風邪ひかないでね！」と、文字通りホットになる本番が待ち遠しい様子。
　デビュー２５周年のメモリアルイヤー。前田は「今年は湘南での大規模ビーチライブやＴＵＢＥプロデュースの海の家、そして３Ｄ映画の劇場公開など念願の夢がたくさんかなった年でした」と振り返った。８日には新曲「空と海があるように」を発売。冬にシングルを発売するのは約７年ぶりで、ホットな１年を最後まで全力で突っ走る。