2代目受賞の坂本龍一“熟成”した大人に

[ 2010年12月9日 06:00 ]

ウイスキーラバーズアワード2010のフォトセッションでポーズをとる(左から)米倉涼子、坂本龍一、熊川哲也、吉高由里子、小林可夢偉

 ウイスキー文化のさらなる発展のため昨年から始まった「WHISKY LOVERS AWARD 2010」が8日、都内で開催された。音楽家の坂本龍一(58)や芸能生活30周年を迎えた近藤真彦(46)、女優の米倉涼子(35)ら6人が受賞。米倉はウイスキーの新しいイメージリーダーにふさわしいとされる「Best Whisky Lover」をバレエダンサーの熊川哲也(38)とともに受賞した。

 「Whisky Master」に選ばれた感想を聞かれた坂本は「どうかなあ。僕まだ熟成が足りないんじゃないかなあ」と恐縮しきり。ひと呼吸置いて「ウイスキーが似合う大人になりたいですね」と続けた。
 「Whisky Master」は特定のジャンルで長く第一線で活躍し、実績がグローバルに認められている著名人に贈られる賞。昨年はタレントの北野武(63)が受賞した。来年の抱負を聞かれた坂本は「今年でニューヨークに引っ越して20年。そろそろ日本に帰りたいと思っている」と明かした。
 今年30周年を迎えた近藤は「Whisky Lover 特別賞」を受賞。「このような賞をいただくのは初めて。30年やっているといいことありますね。今年は非常にいい年でした。来年は後輩たちに負けないように、いい仕事をしていきたい」と語った。
 米倉は以前ドラマでホステス役を演じる際、勉強をするために銀座のクラブを訪れたことを告白。「水割りを作るにも、どのくらい水を入れたらいいか分からないくらいでしたから。ウイスキーを飲むようになったのは、その時くらいからかな」と話した。
 またウイスキーのイメージが似合い、ウイスキーの「熟成」のように未来への成長が期待される若き男女に贈られる「New Whisky Lover」には、女優の吉高由里子(22)とF1ドライバーの小林可夢偉(24)が選ばれた。吉高はウイスキーのCMに出演したのが縁で蒸留所を訪れたエピソードを披露し「皮膚呼吸で酔いそうでした。大人の社会見学みたいで楽しかった。8種類のウイスキーを飲みましたよ」と笑顔を見せていた。

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2010年12月9日のニュース