五木ひろしが新人発掘へ「夢は芸名をあげること」

[ 2010年12月9日 18:33 ]

 歌手の五木ひろしが9日、東京都内で記者会見し、新人発掘のためオーディションを行うことを発表。「私の夢は五木ひろしという名前をあげること。10年後かその先に、バトンタッチできる歌手が育ってくれれば」と、自分の芸名を後進に継がせる考えを明らかにした。

 オーディションの歌のテーマは「股旅」で、テープ審査の1次予選の締め切りは来年3月末。全国5カ所で2次予選を、東京で決勝大会を行う予定。
 記者会見には、五木の恩師に当たる作曲家の平尾昌晃が駆け付け、花束を贈呈。「五木君は真面目すぎる。僕みたいに大ざっぱになってほしい。もうちょっと遊び心を持ってもらえれば大きくなる」とアドバイスした。
 約40年前にデビューしヒット曲を出した五木は「夢のようでしたし、世界が百八十度変化するのをこの目で見ました。おふくろにやっと恩返しをして、親孝行ができると感じました」と感慨深げに当時を振り返った。

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2010年12月9日のニュース