死亡女性家族、傍聴席で涙…証人として出廷も

[ 2010年9月4日 06:00 ]

 【押尾被告初公判】田中さんの両親と弟は岐阜から上京し、傍聴席の最前列で公判を見つめた。

 父親と弟は検察側、弁護側双方によるモニターを使った事件の説明を顔を上げて聞いていたが、母親は1度も顔を上げず、終始うつむいたまま。また、検察側がMDMA使用による体の異変について専門家の話を読み上げると、母親は愛娘の最期の姿が思い浮かんだ様子で涙を流し、ハンカチで目頭を押さえた。
 公判が終了すると、裁判所の係員に誘導されて退廷した。両親は今後の公判に証人として出廷する予定。

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2010年9月4日のニュース