[ 2010年9月4日 06:00 ]

古楽・バロック演奏を総合的に追究する延原武春が現代楽器を使う大阪フィルを指揮して新たな響きを目指す「ウィーン古典派シリーズ」(C)飯島隆

 タイトルは「ウィーン古典派シリーズ」で、大阪城に近い同市中央区城見にあるクラシック音楽専用のいずみホール(821席)を会場に今年5月から3年間かけてハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのウィーンで活躍した古典派3大巨匠の作品を独自の「こだわり」(大阪フィル事務局)をもって順次紹介していく。今年は5月27日、9月16日、そして12月3日と3回の開催。いずれもプログラム1曲目がハイドンの交響曲、2曲目はモーツァルトの協奏曲、そしてメーンとなる3曲目がベートーヴェンの交響曲という構成となっている。とりわけ柱となるベートーヴェンの交響曲は3年間で全9曲を制覇する予定。今年は第4番(既に終了)、6番、8番を取り上げる。

続きを表示

2010年9月4日のニュース