[ 2010年9月4日 06:00 ]

5月に行われた第1回目の公演では首席コンサートマスターの長原幸太(中央)が協奏曲のソリストを務めた(C)飯島隆

 在阪の音楽記者らの話によると5月に行われた第1回目の公演は「これまでの大阪フィルとは一味違った響きで、とても新鮮に感じられた。ピリオド奏法といってもヴィブラートを全くかけないのではなく、必要最低限に抑えることによって大阪フィルが本来持っている利点を相殺してしまわないようにとの配慮も感じられた。そして楽員ひとりひとりが前のめりになり、演奏に没頭していたことが印象に残った」という。

 年内にはまだ2回の公演が残されている。関東の音楽ファンも1度、大阪まで足を運ぶ価値は十分にありそうだ。

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2010年9月4日のニュース