TBS報道番組でBPO 無断開封で意見書公表へ

[ 2010年3月12日 23:14 ]

 TBSの報道番組にかかわった制作会社の担当者が、取材対象の郵便物を無断開封するなどした問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は12日、局と制作会社の情報共有が不十分なまま制作された点を問題視する意見書を、4月にも公表することを決めた。

 問題となったのは、詐欺の手口を特集した昨年12月放送の「報道特集NEXT」など。取材過程で、担当者が郵便物を開封したほか、無断で車に発信機を取り付けていた。TBSには説明していなかった。
 川端和治委員長は「TBSには(制作過程で問題に)気付くきっかけがあったはずだ」と述べた。

続きを表示

2010年3月12日のニュース