ディートリヒ演じる和央「大変だけど幸せ」

[ 2010年3月12日 18:14 ]

舞台「ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠に」に出演の(左から)花総まり、和央ようか、今陽子

 ハリウッドの大スター、マレーネ・ディートリヒの半生を描く舞台「ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠に」の記者会見が東京公演の初日開演前、会場の青山劇場で開かれ、主演で元宝塚歌劇団男役トップスターの和央ようかと、歌手エディット・ピアフ役の花総まりらが出席した。

 和央は「ディートリヒとして生きている時間は大変ですけど幸せです。平和を愛して前を向いて歩いていく彼女を見ると、勇気をもらえると思います」と充実の笑顔。

 ディートリヒはドイツ出身で、第2次大戦中はナチス・ドイツのプロパガンダに利用されることを拒み、戦地を慰問して米兵に歌声を届けた。

 和央と花総は宝塚時代に「黄金コンビ」と言われた間柄。女性の役を演じる和央に急に女らしさを感じたことは?との質問に、花総は「特に…」。和央は「『あった』って言いなよ」とかわいく突っ込み、笑いを誘った。東京公演は28日まで。大阪公演は梅田芸術劇場で4月3、4日。

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2010年3月12日のニュース