「X JAPAN」出演料など未払いで提訴

[ 2010年3月12日 06:00 ]

 ロックバンド「X JAPAN」の公演出演料などが支払われていないとして、リーダーのYOSHIKI(年齢非公表)とマネジメント会社が11日までに、音楽制作会社「ネクスターコーポレーション」(東京)に対し、約3億7000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 訴状によると、YOSHIKI側はX JAPAN再結成を受け08年1月、ネ社に対し、音楽原盤の使用などを許諾し、印税の前払い金や契約金として計6億円を受け取る契約を結んだが、現在も未払いのままだと主張。08年~09年5月にかけ、ネ社主催で行われた東京ドームや香港、台湾などでの計10公演についても出演料やグッズ売上金の計約3億円が支払われていないとしている。このうち、出演料分などを当面の請求額としたが、審理次第では、契約金などの計6億円についても請求に追加するという。YOSHIKI側は「悩んだ末にアーティストとしての正当な権利を守るため提訴した」と話している。

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2010年3月12日のニュース