世界CMフェスでサルコジ夫人らの新作披露

[ 2008年6月30日 06:03 ]

 フランス人の元九州大教員ジャンクリスチャン・ブービエさん(59)=福岡市在住=がプロデュースする「世界のCMフェスティバル」がことし10年目を迎えた。7月4日には福岡市で第10回オールナイト上映会を開き、50カ国の新作CM500本を披露する。

 上映会で司会を務めるブービエさんは「くすっと笑えるものから、考えさせる社会派の作品まで夜通し楽しんでほしい」と話している。

 ことしの目玉はビム・ベンダース監督が演出しサッカーのジダン、ロナウド両選手が美技を披露する国連開発計画(UNDP)のCMなど。サルコジ・フランス大統領夫人のカーラ・ブルーニさんは、モデルとしてイタリア車、歌手として(声だけ)フランス下着の各CMにセクシーに登場。北京五輪を控えた最新中国CMや、チベット独立キャンペーンCMも注目だ。

 ブービエさんは1999年7月、福岡市で世界CMフェスをスタート。毎年、スイスのCMフィルムライブラリーから新作CMをレンタルし、2002年以降は北海道や東京、大阪、沖縄でも上映してきた。11月には金沢市に進出する。(共同)

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2008年6月30日のニュース