「劔岳」撮影 7月1日から再開へ

[ 2008年6月30日 06:00 ]

 19日に北アルプスの別山(富山県立山町)で起きた落石事故で中断された映画「劔岳 点の記」(監督木村大作、09年公開)の撮影について、製作の東映は7月1日から再開することを29日、発表した。安全対策について万全の態勢が整ったとしている。下山、帰京していた浅野忠信(34)香川照之(42)らが再び参加して8月上旬まで行われる。事故で左頭部骨折と脳挫傷の重傷を負った録音技師斉藤禎一さん(67)は富山県内の病院に入院中。代役は斉藤さんの助手が務める。木村監督は「最も古くからの仲間である斉藤さんの1日も早い回復を祈りたい。そして、支えてきてくれた仲間たちと随分話し合った上で、再開を決めました」と話している。

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2008年6月30日のニュース