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メイウェザー 観客の盛り上がりに満足!朝倉未来にTKO勝利「本当にエキサイティングな試合ができた」

[ 2022年9月25日 17:10 ]

超RIZIN   フロイド・メイウェザーー朝倉未来 ( 2022年9月25日    さいたまスーパーアリーナ )

朝倉未来を称えるメイウェザー(左)(C)RIZINFF
Photo By 提供写真

 総合格闘技イベント「超RIZIN」が25日にさいたまスーパーアリーナで開催された。メインイベントでプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)が朝倉未来(トライフォース赤坂)とボクシングルールに基づいたRIZINスタンディングバウトマッチで対戦。メイウェザーは2回TKO勝利を飾った。

 メイウェザーは未来のパンチを何発かもらったに対し、エキシビションであることを強調。観客の盛り上がりに満足感を示した。「今回も大成功なイベントだったと思う。たくさんのお客さんが楽しんでくれたのではないか。自分にとってボクシングは呼吸するようなもので本当にエキサイティングな試合ができたと思う。対戦相手がいくつかパンチを当てて、お客さんが盛り上がって最高な試合内容だったと思う。日本の選手たちが生でフロイド・メイウェザーというものを体感できたことに凄く満足している。当然自分は“プリティーボーイ”メイウェザーでもないし、“ザ・マネー”メイウェザーでもない。そういう動きはできないが、フロイド・メイウェザーというものを少しでも肌で感じさせることができて、満足している」と語った。

 「いつも言ってるが、これはエキシビションで本当の試合じゃないので全然気にしてない。自分はとにかくお客さんが楽しんでもらえばいい。一発もらったから何か気にするわけでもない。あれよりも大きな選手から、世界トップのパンチをもらってきているので、一発もらった程度では全然気にしない」と一発をもらったからとフィニッシュを狙ったわけではなかった。

 大会開始10分前にホテルを後にしたメイウェザー。少ない時間のアップだったが「誰しもそれなりにウォームアップが必要だが、自分は過去の経験から普段の練習でもジムへ行って熱いシャワーを浴びて、そのまま練習を始める。その流れでやってきているので、自分のスタイルだと、みなさんの思うようなウォームアップはいらないと思う。とにかく対戦相手はタフだった。とにかく彼からは戦いに来た覚悟が伝わってきた。対戦相手はいろんな作戦を立てて、一発もらうまでは作戦があって気を抜いたりするが、一発もらっても彼は戦いに来た。その点を凄く評価したい」と未来を評価した。

 メイウェザーのボディーガードであるジジがセミファイナルで皇治にTKOで敗れた。「ジジのことは誇りに思う。よく頑張ったと思う。彼は今まで試合をしたことがない。今回が全てにおいて初めての経験だった」とジジは試合をしたことないと明かした。

 「ああいう結果だったが、胸を張って自信を持ってほしい。ジジを見る目は何一つ変わらないし、12~13年間の友人だし、これからも友だちだ。彼が挑戦したことを誇りに思っているし、このスポーツは万人ができるものではない、それを今夜肌で体感した。そのチャレンジを本当に誇りに思うし、ジジを本当に愛している」と仲間を誇った。

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