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三浦孝太 腕ひしぎ逆十字固めでデビュー2連勝!予告通りカズポーズ、タイでの経験が成長につながった

[ 2022年9月25日 12:53 ]

超RIZIN   〇三浦孝太ーブンチュアイ・ボーンスーンヌーン● ( 2022年9月25日    さいたまスーパーアリーナ )

<超RIZIN>ブンチュアイ(左)を腕ひしぎ十字固めで仕留める三浦(撮影・島崎忠彦)
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 総合格闘技イベント「超RIZIN」が25日にさいたまスーパーアリーナで開催された。三浦孝太(BRAVE)がプロ2戦目でブンチュアイ・ボーンスーンヌーン(タイ)に1回1分56秒、腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ち。デビュー2連勝を飾った。

 孝太は左胸に日の丸をあしらったサッカー日本代表風なユニホームを身にまとって入場した。サッカー日本代表のユニホームの生地と同じ生地で青いキックパンツで試合に臨んだ。

 1ラウンドはコーナーに押し込んでから引き込んで下のポジションで試合を進めた孝太。スタンディングになると再び組み付いてテイクダウンを奪い、上からポジションから腕を取って腕十字で一本勝ちを飾った。試合後に予告通り、右手人差し指を天に掲げる“カズポーズ”を見せた。

 孝太は昨年大みそかにMMAデビュー戦で勝利を飾るとプロ2戦目の相手は本来デビュー戦で戦う予定だったフェリペ“キングハンター”マソーニ(ブラジル)と5月5日の「RIZIN LANDMARK vol.3」で対戦予定だったが、孝太が練習中に首を痛め、医師の診察を受けた結果、首ヘルニアの診断で欠場。

 治療した上で、7月31日の「RIZIN.37」で孝太とマソーニの対戦が再度決定するが、大会前日の夜に孝太は体調不良を訴え、検査の結果、新型コロナウイルスの陽性判定で試合が消滅してしまった。

 8月19日にタイ・ラジャダムナンスタジアムで元K―1 MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(40=タイ、旧・ポー.プラムック)とキックボクシングのエキシビジョンマッチで対戦。試合前には「コウタ」コールも自然と起こった。試合は勝敗つかないルールだったものの現地のファンを熱狂させたが、3回レフェリーストップでブアカーオの前に屈した。

 試合後には悔しい涙を浮かべながらも「僕はまだまだ格闘技の実力が全然ないのでブアカーオ選手との試合をきっかけに強くなります」と誓っていた。

 「タイでも自分のことを応援してもらえることに気づいたのと本場のムエタイの雰囲気や、ブアカーオ選手のプロとしてのリング以外の姿勢や、リングでの圧など練習も一緒にさせてもらったので全局面で吸収できたと思います」とタイでの経験が成長につながった。

 今回の試合についても「出してもらうからには見合う試合をして少しでも皆さんが見てよかったと思える試合をする」と語り、「MMA全体なら自分の方が上回っている」という自信の言葉通り、デビュー2連勝を飾った。

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