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扇久保博正 9カ月ぶりの試合で韓国の強豪に判定負け…スーチョルは対日本人8連勝

[ 2022年9月25日 18:07 ]

RIZIN.38   ●扇久保博正ーキム・スーチョル〇 ( 2022年9月25日    さいたまスーパーアリーナ )

キム・スーチョル(右)のパンチを浴びる扇久保(撮影・島崎忠彦)
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 総合格闘技イベント「RIZIN.38」が25日にさいたまスーパーアリーナで開催された。扇久保博正(パラエストラ松戸)がキム・スーチョル(韓国)に判定0ー3で敗れた。スーチョルは対日本人8連勝となった。

 試合は1ラウンドは打撃の打ち合いなど、スピーディーな展開となった。しかし1ラウンド攻防でのダメージで2ラウンドが始まる前の時点で扇久保の左目が塞がっていた。2ラウンドはスーチョルが打撃などでペースを握った。3ラウンドは開始早々に扇久保が引き込んでフロントチョークを決めにいったがスーチョルが耐えた。両者ともに最後まで戦い抜き、判定決着で0―3でスーチョルに軍配があがった。

 昨年大みそかにバンタム級トーナメントを制した扇久保。本来、7月にスーチョルとの試合が決まっていたが扇久保のケガにより今大会での対決が決まった。9カ月ぶりの試合になるがコンディションは「バッチリ」と万全の仕上がりでリングに上がり、「本物のMMAを見せたい」と意気込んでいた。

 相手のスーチョルは元ONEバンタム級世界王者でROAD FC二階級王者の肩書を持ち、対日本人7連勝中の“日本人キラー”。「トップファイターがやられているので、敵を討つじゃないけど、勝って日本人は強いというところを見せたい」と口にしていたが韓国の強豪に敗れてしまった。

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