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朝倉未来「想定外にエグかった」メイウェザー戦を振り返る 打撃に自信ついた「早くMMAの試合したい」

[ 2022年9月25日 20:35 ]

超RIZIN   朝倉未来ーフロイド・メイウェザー ( 2022年9月25日    さいたまスーパーアリーナ )

入場する朝倉未来(C)RIZINFF
Photo By 提供写真

 格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が25日に自身のYouTubeを更新。同日の「超RIZIN」のメインイベントプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とボクシングルールに基づいたRIZINスタンディングバウトマッチを振り返った。

 試合は1ラウンド序盤左ボディーストレートを入れた未来。右オーバーパンチやガードの上から強打を入れていた。2ラウンドにはメイウェザーの顔面へパンチを充てるが、最後はメイウェザーのカウンターの右ストレートで倒れると目の焦点が合わずレフェリーが試合を止めた。エキシビションながら格闘技人生初のKO負けとなった。控え室に戻ってドクターチェック中もぼう然の顔だった。

 冒頭で未来は「強かったです」とひと言。メイウェザーの右ストレートに癖があると思っていた未来。「右フックと俺から見て左避ける癖があると思ったから左アッパーを狙ってたけど、全然想定外なぐらいエグかった。バックステップがエグかった。避け方も足の当たりまで下がってた。パンチはオープンフィンガーよりも効いた。最後以外はダメージはなかったけどパンチは重かった」と振り返った。

 最後のパンチは記憶がなく、未来にとって想定外の攻撃だった。「人生で初めてKOされたんだけど、今までほかの試合を見て“なんで立たないの?”と思ったけど、立とうと思ったら平衡感覚がなくなった。耳が散った」と初のKO負けの感想を口にした。

 「いい経験ができました。応援してくれた方ありがとうございました。約3カ月ボクシングだけに特化で練習してきて、いきなりメイウェザーと戦えること自体がスゴイ。打撃が強くなってると思う」とメイウェザーに当たったパンチに手応えも感じていた。

 そして「MMA選手には打撃でやられない自信がつきました。早く総合格闘技の試合もしたいですね」とメイウェザーと戦ったことでMMAの試合でも打撃で負けない自信もついた。

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