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スーパーアトム級トーナメントは伊沢星花VSパク・シウで決勝 準決勝敗退の浜崎は左腕を骨折

[ 2022年9月25日 20:40 ]

RIZIN38 女子スーパーアトム級トーナメント準決勝 ( 2022年9月25日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN38>勝利した伊沢(撮影・島崎忠彦)
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 年末予定の決勝は伊沢星花(フリー)とパク・シウ(韓国)の昨年10月以来の再戦に決まった。伊沢はアナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ)に2回4分56秒一本勝ち。パク・シウは元女王の浜崎朱加(AACC)に3―0で判定勝ちした。

 伊沢は「試合が凄く怖かったけど、それ以上に凄く楽しかった。苦戦したけど、結果的に一本で勝てているので決勝もいい流れで向かっていけると思う」と話した。アナスタシアは負傷でトーナメントを欠場したRENAの代役だったが、攻めあぐねる場面もあり「データどおり寝技が強かった。ポジションを取らせない力が思ったよりも強かった」と振り返った。

 決勝のパク戦については「打撃が強い選手なので打撃の展開も多くなるし、寝技の展開もつくっていきたい。テークダウンが鍵になると思う。そこからしっかり寝技の展開に持っていけるようにしたい」と抱負。大みそかでメーンを張る可能性もあり、「女子格闘技を盛り上げられるように、実力も上げるとともに宣伝もしていきたい。歴史に名を残したい」と意気込んだ。

 パクは打撃で優位に立ち、2回に右ストレートで浜崎をダウンさせた。「勝ててよかった。伊沢には1年前に負けているが、今は2人とも成長している。決勝は伊沢がグラップリング、私は打撃と面白い試合になると思う」と語った。一方、敗れた浜崎は左腕を吊って会見に出席。「腕が折れてしまった。手術になるかもしれない。(痛めたのは)2回の序盤だと思う」と明かし、「負けてしまって申し訳ない。自分自身に情けない。パク選手は強かった」と話した。

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