広島ドラ3勝田成が開幕スタメン前進 OP戦1号に3安打4打点「内角球をきれいに回れた」

[ 2026年3月12日 05:45 ]

オープン戦   広島6―4DeNA ( 2026年3月11日    横浜 )

<D・広>6回、2ランを放つ勝田(撮影・島崎 忠彦)
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 広島ドラフト3位の勝田成内野手(22=近大)が開幕スタメンへ前進した。11日のDeNA戦(横浜)に「2番・二塁」で先発出場。4回に中前2点打を放つと、6回にはオープン戦1号2ランを右翼ポール際へ運ぶなど、3安打4打点の大暴れだ。12球団で最も小さい身長1メートル63でも秘めたるパンチ力に、新井監督は「下半身の軸でしっかりスイングができる打者」と技術を高評価した。 

 DeNAのマウンドには通算132ホールド、16セーブを誇る屈強な伊勢がいた。4―2の6回1死、一塁に二塁内野安打の秋山を置く場面。1ストライクからの2球目、打席の勝田が内角高めのカットボールを振り抜くと、大飛球は右翼ポール際へ着弾した。

 「まさか自分がホームランを打てるとは。ビックリしたのが率直なところ。内角球をきれいに回れたのは自分としても収穫です」

 飛距離104メートル、打球速度151キロのオープン戦1号2ラン。近大時代は「2本しか打っていない」としても、技術の高さを内外に誇示した。それだけではない。3回先頭で藤浪の151キロを中前へ運ぶと、2―1の4回2死満塁でも左腕・庄司の高め直球を勝負強く2点中前打だ。

 「最近全然打てていなくて。(打撃コーチの新井)良太さんや藤井ヘッドに教えていただいたことを、意識して打席に入った」

 2月28日の楽天戦で途中出場から2安打を放って以降、5試合に渡って快音から遠ざかっていた。一線級の投手との対戦が増え、かつ「非常に質の良い」初見の直曲球を捉えるのは容易ではなく、3回の中前打が19打席ぶりの安打だった。

 「結果ばかり求めて力み、前に突っ込んでいた。自分のスイングをして、詰まってもヒットにという考え方を教えてもらった」

 3安打4打点の固め打ちで、打率は一気に・303まで上昇。新井監督は「いい本塁打だった。彼はしっかり振り切ってから走る、しっかりスイングができる打者。だからポール際で切れない。下半身に軸ができており、メカニック的にもいい打ち方」と絶賛した。

 「自分はコンスタントに打つ打者なので、出塁率も上げていきたい。今日はたまたま。センター(返し)を意識しながら、明日の試合に臨みたい」

 ドラフト1位の平川(仙台大)とともに、打線に新風を吹き込む22歳。二遊間の守備も安定しており、27日の開幕・中日戦(マツダ)スタメン出場へ、日増しに期待が膨らむ。(江尾 卓也)

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