【侍ジャパン】連覇へSHO撃発進!大谷の“日本で初”満塁弾から13点7回コールド

[ 2026年3月7日 05:20 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   日本13ー0台湾 ( 2026年3月6日    東京D )

WBC1次R<日本・台湾>2回、先制のグランドスラムを放つ大谷(撮影・木村 揚輔)
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 連覇へ満弾発進――。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンは6日、東京ドームでの台湾との1次ラウンド初戦に13―0の7回コールドで大勝した。大谷翔平投手(31)が「1番・DH」で出場し、2回に先制の右越え満塁本塁打を放つなど3安打5打点で貢献した。直前の強化試合2試合は5打数無安打でも、やはり役者が違った。7日は韓国と対戦する。

 誰もが、この男を待っていた。観衆4万2314人を集めた東京ドーム内に響き渡る地鳴りのような大歓声。ヒーローインタビューに登場した大谷は「本当にあの回に尽きるな。素晴らしいゲームだった」と表情を崩した。

 2回1死満塁から右腕・鄭浩均(テイ・コウキン)の外角低めのカーブをすくい上げて右翼席へ。「打った瞬間、入ると思った」。確信して歩き出し、バットも投げた。メジャーでは3本あっても、日本では初めて披露した満塁弾だった。

 「1番・DH」で迎えた2度目のWBC。初回は初球を右翼線へ打球速度117・1マイル(約188・4キロ)の“爆速”二塁打を打ち返した。「初戦なのでみんな硬くなるところ。しっかりとアグレッシブに良い球を打ちたいなと思っていた」。打者一巡した2回は右前適時打でも畳みかけて一挙10得点。7回に代打を送られ、3安打5打点で快発進を決めた。

 今大会はDH登録で打者に専念。試合前から気合十分だった。球場入りの際はブランドアンバサダーのボス(BOSS)が共同製作した世界に計3着しかない黒のスタジアムジャンパーを着用。背中には「JAPAN」の文字、自身でWBCのロゴも付けた。世界一に輝いた前回大会の移動時にも着用した“勝負服”だった。

 前回大会との大きな違いは、同学年の鈴木の存在だ。ともに22歳だった16年秋の強化試合で侍ジャパンのチームメートとなってから本格的に親交を深めた。合流後は球場入りから常に行動を共にし公式練習の集合写真も隣同士。常に冗談を言い合い、いつも通りの姿で過ごせている。

 「イジる」側に回ることができるのも鈴木が橋渡し役を担ってくれるから。北山に大阪で「セレブレーション考案」をむちゃぶり。ダメだしの末に出来上がった「お茶たてポーズ」を初戦から自ら披露した。「北山くんが一生懸命考えてくれたので今後も続けられるように頑張りたい」。チームに一体感が生まれた。

 直前の強化試合2試合で計5打数無安打でも関係ない。父・徹さんら家族が見守る前で活躍。06、09年以来の連覇へ――。“いつも通り”の大谷には“いつも通り”の大暴れが期待できる。 (柳原 直之)

 《WBCでは13年坂本以来2人目》大谷が2回に先制の満塁本塁打。3大大会(WBC、五輪、プレミア12)での日本代表の満塁本塁打は24年プレミア12のベネズエラ戦での牧以来4人目。WBCでは13年2次Rオランダ戦での坂本以来2人目となった。また、大谷の満塁本塁打は日本では0本。メジャーでは24年8月23日に「40―40」(シーズン40本塁打、40盗塁)を決めたサヨナラ本塁打を含め3本放っている。

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